栄養士コラムVol.12

徳野管理栄養士の『栄養レター』

今月は11月に保護者の皆さんにお配りしたものの一部をアップします。

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栄養レター

 子供のカフェイン摂取は大丈夫!?

 

 今月は、何がタイムリーなトピックスはと悩んでいましたが、先日子供たちにジュースを配る中で、ちょっと驚くべき行動を見てしまいましたので、そのことについて話していきたいと思います。

 先日、子供たちの会でジュースを配りました。そこに準備されたのは、水、果汁入りオレンジジュース、甘い紅茶、ウーロン茶でした。「好きな飲み物をどうぞ。」というと、幼稚園児から小学校6年生まで多くの子供たちが「紅茶を入れてください!!」と言いました。ペットボトルの普及と共に、お茶系の飲料が普及、同時に紅茶類も普及しました。以前から小さいお子さんに紅茶を飲ませているお母さんの多さにちょっと心配でした。このことを知っていますか?

 カフェインは依存性物質の一つでもあることを。

カフェインは、アルカロイドの一種。プリン環を持つプリンアルカロイドの一種で、コーヒー類に含まれる事からこの名があります。                (ホームページ Wikipediaより)

*アルカロイドとは

 窒素原子(N)を含み、天然由来の有機化合物の総称。その元祖は、アヘンから抽出されたモルヒネであるとされています。

*窒素原子を含む三大栄養素は?

三大栄養素、炭水化物(主に米など)、たんぱく質、脂質ですが、この栄養素の主な化学原子は炭素(C)と水素(H)と酸素(O)です。炭水化物と脂質は、このCとOとHで構成され、たんぱく質のみ窒素(N)で構成されます。 つまり、カフェインの構成原子は、たんぱく質ととても似ているのです。

 現在、准ドーピング薬物であり、骨格筋収縮力を増大させてくれるように思われますが、カフェインの主な作用は、覚醒作用、脳細動脈収縮作用、利尿作用。眠気、倦怠感に効果があるが、副作用として不眠、めまい。カフェインを習慣的に摂取している人が半日から一日摂取しないと、不安、疲労感、集中力の欠如、抑うつの症状がでてしまいます。 カフェインが含む主な食品は、コーヒー、コーラ、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココア、チョコレート、栄養ドリンクです。最近では、スポーツドリンクの中にも無水カフェンが入っています。

 例えば、今日は紅茶をちょっと、翌日コーラ、翌日VC入りスポーツドリンク、翌日お茶をちょっと、そして少しのカフェインですがチョコやココアを食べると、大人になった時、依存症に走っていく心配があると考えます。実際、大学スポーツ選手のコーヒー摂取は大変多いです。 カフェインの体内での半減期は約3.5時間であり、カフェインを常用している人が摂取をやめた場合に起こる副作用は48時間後がピークとなり、たいてい3から5日でおさまるとされる。

                       

以下は主な食品中のカフェイン量です。

 緑茶235ml: 30-50mg

紅茶235ml: 47mg

コーヒー (インスタント)235ml: 62mg

コーヒー (豆から抽出したもの)235ml: 95mg

コカ・コーラ350ml: 35mg

コーヒー味アイスクリーム (ハーゲンダッツ、1/2カップ): 30mg

  もともと中枢神経に薬効し、覚醒させます。子供の中枢神経に働くと、切れやすく、イライラがあり、人とのトラブルを引き起こすことになります。カフェインの利点もありますが、子供にとって利点はないと思います。 また、骨密度に悪影響する生活習慣は、喫煙とカフェイン摂取です。骨密度のピークは20歳です。それまでにしっかりとした骨を作るためにも 大人が、カフェインから子供を守りましょう!!

 

  管理栄養士 徳野 裕子

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