大人野球塾体験! 歌舞伎役者・坂東亀三郎さん

DBAは昨年10月、野球少年たちへの野球塾として開校しました。
しかし、「大人は教えてもらえないのか?」というご意見を草野球をされていらっしゃる方々から多数頂戴しましたので、「大人野球塾」を作りました。
今回は歌舞伎界きっての草野球人、歌舞伎俳優・坂東亀三郎さんがDBA大人野球塾のプログラムを体験に来られました!

歌舞伎界には俳優さんチーム、道具さんチーム、楽器さんチームという様に、5チームがあり、年間でリーグ戦を行っているそうです。
ちなみに、歌舞伎界の特別ルールで、「スライディング無し」というルールがあるそうです。

さて、そんな野球好きの亀三郎さん、まずは犬伏コーチとトレーニングです。

【腹筋を鍛えるトレーニング】
●足を上げ1分間

●次は体をクロスに使う腹筋です。右耳の横に手を置き、
左足の外側に起き上がりながら手を持ってくる。これが思いのほか、キツイ。

【側筋を鍛えるトレーニング】
●横を向き、足を揃えてあげる。
これを1分

【体幹とバランスを鍛える】
●左手と右足を上げバランスをとります。なかなかバランスがとれずに苦戦。
皆さんもやってみてください。

こういったトレーニングをまず9種目行います。
時間にして約20分間。
一つひとつのトレーニングは1分~2分程度、これをテンポ良くこなします。

このトレーニングで体をあたためた後、実技に入ります!
はじめにスローイング練習

まずはいつものフォームで投げてもらいます。

何球か投げてもらい、ステップや肘の位置などをチェックします。
チェック後は本来の肩や肘を傷めない投げ方を指導。
犬伏コーチは昨年まで埼玉西武ライオンズのチームスタッフとしてブルペンキャッチャーを
5年、キャッチャーとして15年、石井貴投手、松坂大輔投手、西口投手、涌井投手、岸投手などライオンズを支えてきたエースの球を受け続けてきた経験から、スローイングやピッチングの指導を行います。

重要なのはステップ。右足に体重を乗せ、左足はまっすぐ投げる相手へ踏み出す事で、肩や肘を傷めない、無理のないフォームになります。
これをネットスローで繰り返します。

きちんとしたフォームで投げる事はピッチャーも野手、プロも草野球も同じ。
「今までのクセを直すのは大変ですけど、だんだん出来てくるといい球がいくのが分かってきますね」と亀三郎さん!

そして、次はバッティングです。
まずは自分の打ち方で打ってもらいます

何球か打つと、体のどこが使えて、ドコが使えていないか…。ストレスを感じながら打っているか、を見極め、亀三郎さんに合ったバッティングフォームを指導します。
亀三郎さんは体をクロスに使うタイプなので、膝を上げ「1・2の3」で打つイメージを作って
バッティングをしてもらいます。この「1・2の3」の「の」という一拍がとても大切。

これを踏まえて、ティーバッティングを行います。
ティーバッティングは自分のポイントでピッチャーを想定しながら、自分のタイミングで打てる練習方法なので、バッティングを上達させるには一番いい練習です。

亀三郎さんの場合はティーバッティングで上体だけで打ったり体重移動がスムーズではなかった為、バランスボールの上に座り、腰の回転で打つ練習も取り入れました。

最後はバッティングフォームも見違え、のびのびとストレスの無い打ち方!

10人いれば、10人それぞれの体型も違えば、パワーも違います。
という事は、体の使い方も何もかも10人、人それぞれです。
指導に「みんな同じ」という事は決してあってはいけません。
個々のパフォーマンスの最大限を引き出す事がわれわれプロの仕事です。
皆さん、ぜひ一度大人野球塾を体験して下さい!

坂東亀三郎さん
「歌舞伎役者も舞台に立っていない時は、お稽古中心の生活です。いかに基礎・基本が重要かという事は、芸道も野球も同じだと感じました。今まで我流でスローイングもバッティングもやっていたので、目からウロコの事ばかりでした。でも、一番悔しかったのはトレーニングについていけなかった事かな…。次回はトレーニングもバッチリやって、犬伏コーチを見返します(笑)。本当に楽しかったですね。」

~坂東亀三郎プロフィール~
1976年東京生まれ
祖父・市村羽左衛門(十七世)、父・坂東彦三郎(八代目)。
81年、5歳の時に歌舞伎座「淀君情史」亀丸で初舞台、五代目坂東亀三郎を襲名。
屋号は音羽屋。
2003年11月、名題適任資格取得。
賞暦・国立歌劇場特別賞、優秀賞など。
歌舞伎は当然の事ながら、現代劇での役者としても高い評価を受けている。
ホームページ:http://blogri.jp/obblog/

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